大好きな芸人の一人、中川家。
なぜ好きなのか、それはただ単にツボにはまる。
どんどん引き込まれる話力は、セリフを暗記してしまうほど何回も見てしまいます。
落ち込んだ時、暇なとき、また見ようかなと思える中川家。
しかし、たくさんの漫才を見ているうちにある事に気づきました。
あれ、この漫才前と一緒、話し方は微妙に違ったり、アドリブ?観客が笑ってる箇所がたまに違う・・・
目次
人を引き寄せる話術には才能と作りこみが必要
天性で人を楽しくできたり、笑わせる事ができるのはそれは一つの才能だと感じます。
でもテレビに出るような笑いのスペシャリスト芸人すべてがその才能を持ち、生まれながらに人を笑わせる事が長けているわけではなく、
多少なりとも頭を使って、笑いどころを想像し、掻き立てながらストーリーを作り上げる。
つまりはネタをしっかり作りこむ事でどう笑わせるのか、どう話を切り出すのか、どう転換するのかを研究するわけです。
もちろん芸人によって色が違い、テンポも違い、同じネタは2つとありません。
その熱い思いの笑いに、私たち魅せられている側はそこにはまり、笑いという反応で返しているわけです。
人と出会い話をする時、ネタがあればあるほど話題が富む
今名刺を初めて交換する新規の営業をしているとして。
もし会話が詰まった際の、話題のストックはいくつありますか?
これは経験年数などによって、どんどん比例して増えていくものと思っています。
最初から豊富に話題を持ち合わせているなんてそうある事ではありません。
いろいろな先人の切り返しやネタを聞きながら暗記して、また別の人につなげていく。
人と出会った数だけ、話題が増えていきますね。
しかし、+@である程度オリジナルのネタも用意しておくんです。
自分の鉄板のネタ。
中川家でいうならば、下記のネタが一番好きです(笑)
兄の剛さん、アドリブをちょくちょく入れられて笑っていますよね。
このネタが自分にとっての中川家の鉄板ネタ。受ける側によって変わる部分ではありますが。
ネタとしての台本と違う状況が来て、それに動揺しながらも漫才師としての弟礼二さんのボケに受けているんだと思います。
それは完璧なネタの暗記と、練習があってこそ、本番の流れがわかっている中で転換のポイントをつかめるわけですね。
天性もあり、笑いの才能の魅力もとても感じます。
営業マンとしても、話題を日々の感性からノートにつづる癖を
営業としても使えるネタを、日ごろから浮かんだ瞬間ノートに書き留めていくといいですね。
ネタ帳。
いつかきっと宝のノートになります。
テレビから見た情報だっていいんです。
誰がどこでなにをしたか。
名刺を交換する際だと、よく都道府県を見たり氏名や漢字からなにかにつなげようとしたり。
なにからどうつながるかなんてわかりません。
そこは営業をする自分を信じて、きっと転換が思いつく。
だからこそ、些細なネタをたくさん集めるんです。
これ今度の営業で話してみよう、ってものを羅列して。
でそのノートを1日1回でもいいから読むんです。
テレビのドラマからでも、アニメからでも、映画でもコメディからでも勉強できるネタはもう数えきれないくらいあります。
ふと、心に響く文句。
この前、この番組でこんなことを言ってたんですよ。っていう切り返しでもいいんです。
いろいろの話のキャッチボールの中で
「あっ、このパターンならこの話ができる!」
と思う前にきっと口が動くようになります。
そして相手からの話もどういう風に切り出されたかや、面白かった話なども記録していくと、どんどん自身の話題ネタが増えていきます。
ここが経験からくる、比例する話題の量ですね。
商品知識と、ネタを作りこめば、人を惹きつける魅力へとかわる
漫才師だって、どのような流れで笑いを取るかを真剣に考えて練習を積んでいく。
きっと鏡なんかも使って、見え方も確認して、細かいところまで突き詰めている姿があってこそ、あの自然な感じの笑いの取れ方というものがあると思います。
笑いのプロ。
世の中のスーツマンも、いろいろな販売に携わっています。
自社の商品、サービスを売るプロ。
だからこそ、この商品、サービスを売る際、どのような話をしたらいいかを真剣に突き止めていくと、きっと会話の中で勝手に口が動く瞬間がやってきます。
それこそが話題、ネタです。
商談のその場の雰囲気、状況で話していこう。
なのか、
自身のネタ帳を駆使して、転換までをも計算された販売サービスを突き止める姿勢でいくのか。
販売サービスで見るならば、後者がきっと惹かれるんだと思います。
ちょっとした意識の種が、いつかきっと大きな花になる。
そう意識を変えてネタノート、今日も書き込んでいこうと思います。
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