FAXの送信ミス!部下のミスに師匠がとった行動に胸キュン!

とある日、新規の取引先からの電話が入る。

新規客「もしもし、○○商事のMと申します」

少し急ぎで商品を欲しいという事であり、取引までの流れを簡単に説明していた。

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目次

相手先とのやり取りは問題がなかったのだが

通常新規顧客の場合は、FAXでの発注のやり取りとなり代引きでの発送方法となっている。

品番と数量と、会社名や担当者など、必要事項を記載してとお伝えし、FAXを待っていると1枚の紙がスーツマンの机に置かれた。

番号がわからない

相手先から送られてきた内容は、住所と電話番号、名前と品番、数量のみであり、会社名もなし、FAX番号の記載もない。

しかも住所は大きなモール街の代表住所。どこの店舗かわからない。

とりあえずこのまま商品を送っても届かないので電話をかけてみることにした。

つながらない電話

プルルルルルップルルルルルッ・・・・・

コール音が鳴りやまらない。

いったん受話器を置いてまたかけて、と何度もかけなおしても出ない。

もしかしたら今日はいないのかもしれないので、翌日にかけてみてもまだでない。

うーん、このままではいけないし、とりあえずFAXで送り返したいのだが、

番号がわからない。

FAXで連絡を入れるにはどうしたらいいのか

普通はFAX用紙の一番上に、送信元の情報が印字されている。

番号もあるはずなのに、送信日時しか印字がない。

こんなことがあるんだな、と困っていた。

どうやって相手先に伝えようか・・・。

電話をかけてもお出にならない。

・・・はっ( *´艸`)!

送受信レポートを印刷してみよう!

送受信レポートはどのFAXにもきっとある機能だと思うが、レポートとして出力件数、日時を指定すればどこから、登録がない場合はどの番号から来たのかがわかるようになっている。

普段はメモ帳に使われるレポート君。

でかしたぞっ!(*´▽`*)

印刷して日時をたどっていくと、これだと思わしき番号にたどり着いた。

スーツマン「・・・・うん、日時も時間もあってる。。。2分違うけど・・・。でも向こうの送信機の時間なのかもしれないし、とりあえず送ってみよう!」

履歴で見ると、新規さんからの受信日時の前後にはこの番号しかなかったので、当然大丈夫だという自信もあった。

ミスの発覚

これでお客さんから連絡がもう一度来るに違いない。

そう思っていた。

しばらくすると事務さんがfaxを持ってきたのだが、見てみるとなんと!!

売上NO1の一番のお得意先のfaxに間違って流れていたようだ。

しょっ・・しょんなバカな・・・

スーツマン「・・・・やってしまった汗」

そこは師匠の担当先であったため、師匠に報告。

事情を説明したら笑いながらすでに机の上の受話器をとり、耳に当てていた。

師匠がとった行動とは

師匠「もしもし、○○会社の師匠と申しますが、、」

そこで  ”FAXお間違えでありませんか?”  とリファックスしてきてくれた担当者と話をはじめた。

こういう事情で、部下が間違ってFAXを送ってしまいました、申し訳ありません。

と謝ってくれるのかな?と想像していたが、NO1売り先との関係性は強く、仲睦まじく別の話を挟みながらFAXの話を切り出した。

師匠「そういえば、FAX間違えて送ってしまいましてすみませんでした。」

NO1売り先(想像ではあるが)「なんで間違えておくっちゃったんですか~~??」

師匠「いやいや、弊社はもう御社にゾッコンなんですよ笑 頭に御社の事しかなくって」

師匠&NO1売り先(受話器から漏れる声で)「あっっっははははははははは爆」

一言も部下が送った事を言わず・・・。

むしろそれをネタにして受けを取る。

さすが師匠。胸キュンだ。

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