例えば駅からの道のりを聞いた場合。
わかりやすい目印を一つ置き、そこを基点として話す人。
2、3回のリターンで会話が終わる量。約1分でしょうか。
まぁこれがまぁいわゆる普通の会話の量かと。
しかし、同じ質問でも、まずホームをこう降りる、そしてどこの階段を上がり改札を出たら何々の看板があって、
そこを目印に体を90度右へ向ける!!そしてっ・・・・と徐々に会話が熱くなり、ジェスチャーも大きくなって1分で終わる話が10分ほどに長くなる。
こんな人会社にいませんか?
それはもしかしたら、飛躍的にステップアップできるバネとなるかもしれません。
目次
会話が長い人の特徴
世の中には、人それぞれ性格が違うように話し方や話の長さ、無口な人もいれば聞き上手など本当に様々な人がいます。
会話が長い人、同じ話を繰り返して話す人、それも2回ではなく3,4回と続いていく人もいます。
スーツマンの上司Kもその一人。
1分で終わる話はまず5分。5分かかる説明は25分。
飲み会の席なんてもうそれはすごいです爆笑
やく5倍の量、話すわけです。
そんな会話が長くなる人が近くにいるスーツマンの皆さん。
聞いてて思ったことはありませんか?やけに詳しく、当たり前のことも、順序正しく話していくんです。
そう、一つ一つ確実に。
そんな会話が長い人たちは仕事が丁寧なのが特徴です。
そして褒められる事が大好きです。
ほめるとさらに話がテンポアップしていきます。
もっと聞きたい話の場合は、どんどんほめればいい、という事でもありますね。
受け手にとって、とらえ方は千差万別
しかし見方を変えてしまえば、とっても丁寧に進んでいく会話がうっとおしく感じます。
当たり前のことを言われているので、もうそれは知っています。わかっています。
という自分のプライドが出てきます。
早く話を切ってほしい、なんでこの人こんなに話が長いんだよ、と心の中で思ってしまいます。
でも相手が話が長いな~、早く終わってくれないかなぁという風に考えている事に相手は気付きません。
会話が長い人は、自分の話を聞いてもらうことが大好きです。
そう自分の話だけを、ただ聞いてほしいのです。
という事は、もうそれは知っています。はい、以前聞きました。
という会話が返ってこれば、話す楽しみがなくなってしまう。
じゃぁもう話さない、と180度態度が変わる人もいるでしょう。
扱い方が難しいですね。
でもここでスーパースーツマンになるためには人とは違う観点から物事を見る必要があります。
ただ話が長いなぁと思うだけでは本当のうまみを得られません。
でも、会話を聞くだけでは退屈なので自身の考え方を変えてみます。
本当のうまみとはなにかを考えてみた
金の知恵という言葉を聞いた事があります。
こういう例えというのがあるのでしょうが、スーツマンが使う金の知恵とはずばり先輩のノウハウ。
本屋さんで自己啓発や仕事の進め方、いろいろな仕事にまつわる本がありますがあれは万人に読めるよう編集されていますよね。
だれにでも当てはまるように。自身を改善できるように。
しかし直属の上司のアドバイスはまさに自身の会社の極秘ノウハウ、エネルギーの資質といってもいいでしょう。
お金を払ってでも手に入れたい内容なのです。
いや、内容と思い込むんです。自分で。
そうすればもっと教えてほしい、と話が入ってくる。
自分がいま直面している壁を、先人たちはどう乗り換えたのか。
じつはもっといい近道があったり、まさかの抜け道があったり。
普通はノウハウなんてそう簡単に手に入れられません。
そう、ノウハウを刷り込まれているんだと思い込めばいいのです。
ほめてあげればどんどん調子に乗って話してくれるわけですから、しかも同じ内容を何回も。
金銀財宝が口からこぼれ落ちているイメージでいつもスーツマンは聞いています。
何度も同じ話を聞いていると必然的に定着していく、それは金の知恵となる
記憶の定着について、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線があります。
簡単に言うと、人間は忘れる生き物であり、覚えたことは時間の経過とともにどんどん忘れていく。
しかし、復習をいいタイミングで行うと、自然と忘れる記憶から、定着へと変わっていく。
という事だそうです。
初めて聞く方は、詳しく解説しているサイトもたくさんありますのでぜひ一度調べて見てください。
きっと、なるほどっ!とヒントになります。
例えば仕事へのアドバイスだって長々と話をされると、やはりすべての内容は覚えていません。
ましてや、もう一度聞きなおそうと思う人も少ないと思います。
自動的に繰り返してくれるわけですから嫌でも記憶に定着していきます。
定着したうえでさらに同じことをアドバイスされるのですからもはや洗脳かもしれません笑
しかし、個々のお客さんはこういう特徴がある、こういうプレゼンをしたら落ちたことが多かった、この時期にどの商品をどれだけ買っているなど、
上司ならではのノウハウは必然です。
そういうノウハウを自動的に定着してくれている上司、いませんか?
きっとあ~今日も話が長いな・・・
と聞くより、この上司からノウハウを頂いている、という気持ちできいてみてはいかがでしょうか?
きっと今よりももっと仕事の技が増え、聞き上手になり、壁にぶち当たったときに、あっ!この瞬間はこの話だ!
というものに直面します。
直面した時も必ず同じ話でアドバイスをくれる上司笑
そんな上司Kがスーツマンは大好きです。
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