日本国内の出張はそれほど困る事はないですね。
突然のアクシデントにも、何もかもがどこかの店で手に入るし、困っても人に聞くことができる。
もちろん万全の態勢で用意・準備をしていても、忘れ物も人間だもの。時にはある。
それが海外となった場合はそうもいかず、万全の用意、下調べでも空振りなんてこともある。
日本と同じように、中国どこにいるときでもネットをしたい。
しかし中国のネット規制からは離れ、日本の家族、友人とSNSなど出張中もコンタクトを取りたい。
そんな中、さまざまな手法を試してきました。
幾年の中国出張で試しに試した方法を2記事にわたって紹介。
目次
とにもかくにもネット環境をどうにかしたい!
中国の特徴の一つとして、ネット環境が非常に不安定で、規制が厳しい事がいえます。
特に家族や友達などと連絡を取る方法としてのLINE、みんなの近況がきになるfacebook、暇つぶしのYOU TUBEなどが見れない時があるなど、日本と同じ環境が準備できないのはストレスにもなりますね。
滞在期間が短ければ我慢の二文字で乗り切れそうですが、なんとかなるものならなんとかしたい。
年に2回ある中国広州の出張で、様々な方法を幾年も試しに試しました。
ホテルのネット環境はどうなの?
そうはいっても、アジアでは最大の経済大国、ネット網は充実していると言えます。
街中にFREE Wifiも飛んでたり、ホテルでもほとんどでネットが配備されています。(要確認ですが・・・)
しかし、速度が遅かったり、ネットに繋がらなかったり。
LINEも出来る時は出来るんです。FACETIMEだってできました。
しかし日によって全くできなくなったり、さっきまで繋がってたのに突然繋がらなくなるんです。
困ったものでした。
例えば、宿泊部屋が402号だったら、404,502,506など違う部屋のWifiは飛んでいるのですが、
肝心な自分の部屋番号が飛んでなかったり、違うホテルの時はルーターが壊れていたり、海外製なので不安定です。
ホテルのルーターがだめなのかと、日本からルーターを用意して持って行きました。
電波は安定しましたが、つながっても根本の速度が遅く、規制が入り全くつながらないこともしょっちゅうです。(メール(OUTLOOK)は受信、送信は規制があってもできました。)
ですが、日本と変わらないネット環境が目標、やはり根本的には改善には至らず。
次回の改善へと、持ち越しになりました。
公共のフリーWifiは?
ホテル以外の場所のフリーwifiは、あまり使い物にならず、セキュリティも心配なため使い込むことはせず、繋がるかの確認程度でした。
出てくる画面が中国語で読めないことが大きいこともありますが。
もちろん、期待した結果は得られずでした。
海外渡航用、レンタルポケットWifiはどうなの?
そこで、空港から出発日に借りられ、帰国日に返せる便利な海外用wifiを借りることにしました。
少々手荷物が増え、カバンが重くなりますが何かを得るためには何かが犠牲になってしまいますね。
私は2社、試してみましたので参考までにどうぞ。
行き先は広州、無事中国の電波はつかむがLINEやネットはつながったりつながらなかったり。移動中はつながったらラッキーといえるレベル、中国に向かう時期が国際展示会の時期であるため規制がいつもより厳しいのかはわかりません。4泊5日で5000円弱の費用でしたが、今後も継続して利用したいという安定性は△。これなら中国のホテルでのWIFIとあまり変わりがありません。しかしメールも読めることもでき、結果的にはLINEもFACEBOOKつながる事に成功。中国のネット規制の強度に左右される!
ということでしょうか。
VPN(バーチャルプライベートネットワーク)ってよく聞くけど、実際は?
VPNの説明は省きます。。簡単にいえば専用の通信網で、中国にいても日本やアジアのサーバー経由で情報をやり取りするため、中国の規制に引っかからないというもの。
物は試しですね!無料サービスと有料サービスがあり、スーツマンは有料サービスでなんとか中国のネット規制を逃れました。googleMAPも、LINE、FACEBOOKだって見れちゃいました。
下記は試したVPNです。
日本国内で出発日までに設定して、あとは中国国内で接続するだけ!
無料サービスで利用できますが安定性は△。接続を試みるとクルクルと待ち状態の後、接続できませんでしたと表示され、それが10~20回チャレンジしてようやくつながる感じでした。
設定方法や詳しい利用方法はHPに乗っています。安定性はなく、中国のVPNの抜け穴規制も強化するというようなことも今後あるかも知れません。
対策は何重にも行っていきましょう。
そしてようやく探し当てた快適VPN!
世界VPN!いろんな国のIPアドレスが使える!” caption=”日本や世界各国に設置したVPNサーバーに接続することで、各国のIPアドレスでインターネットアクセスを可能にするIP共有型のVPNサービスです。
2か月間無料で試用でき、登録から2か月以内に解約すればお金は発生しません。
しかも最低契約期間などもないため、中国に行く前に登録して、解約することも可能。早速つかってみましたが、やはり有料サービスだと感じました。ホテルでもすんなりつながり、日本となんら変わらないネットサーフィンもでき、YOUTUBEもみれ、Google、LINE、FACEBOOKもストレスなくつながりました。
ただ、無料期間の2か月を過ぎると月額料金が発生するので、違約金は発生しないというメリットはありますが、2回目以降は有料サービスとなりますね。
でも、それなりに日本と変わらない環境でネットをしたい気持ちがあれば、行くたびに契約した方が無難かなと、感じました。インターリンクさんのHPをみれば設定方法などとてもわかりやすく乗っていますので、簡単に設定でき、快適な中国のネット時間が過ごせます。
その2では、移動中も快適にネットができた方法
を紹介します。
中国出張でvpnが必須なのは確かなのですが,それ以上にロケーションに左右されますね。この記事の広州とか上海、大連あたりはまだマシで,以前私が行った武漢などの内陸部はそもそもネット自体が遅すぎて話になりませんでした。
本来ならばメールしなくてはいけなかったのに,ネットを口実に放置してふて寝してました(苦笑)
外国人向けのアカウントだけでも,規制外してくれるといいんですけれどねぇ…。
鳳梨de中國 さん、コメントありがとうございます。
わたしは内陸部へは行った事がないので、もし行くことになった場合諦めます笑
でも本当に、中国の規制によって仕事もできない状態になれば解決策は探すのでしょうが、ふて寝・・・してしまいますよね笑
これからもきっと改善の方向へは進みそうもないですが、緩和などあればいいですね。