他人の変化にいち早く気づける人、とっても尊敬します。
ほんの些細な小さな変化も見逃さず、空気を流れを感じとる事ができる人たち・・・
他人を自然と配慮できる人。きっと仕事においてもスマートなんでしょうか。
他人の変化を見つけるには普段の関わりが大切
以前の職場では体調ボードというものがあって、用意してある顔のマークで今日の自分の体調をみんなに知らせようというもの。
ニコニコマークの場合は体調万全、普通の顔はイマイチ、苦しそうな顔は具合が悪いというカードで、
苦しそうな顔のカードをかけるといち早くリーダーが体調の様子を聞きに来てくれる。
大企業の場合にはこのシステムは個々の配慮が完璧に回るとも限らないので大変いいものであった。
しかし体調ボードがなかったり、把握できる規模の人数であっても朝の挨拶でまず雰囲気は確認できる。
普段から様子をよく観察すると、人は一人ひとり全く違うことが本当に面白い。
この面白いことが、人間観察が楽しいと思えることが、他人を配慮しようと思う第一歩なのか。
普段弱音を吐く人、全くはかない人。
普段の立っている姿勢、デスクワークの姿勢。
右利きか左利きか。
完璧に把握するのは難題ではあるが、何気ない普段のしぐさを記憶に定着させる事くらいはできる。
書類の受けわたしの際、あれ、なんか違う…いつもは右手で渡される気がするけどどうして今日は左手で渡してくるんだろう・・・
など、小さな変化にも気づけるようになる事が第一歩だと思う。
小さな変化にきづいたら、必要であれば声をかける
自分を気にしてくれ、声をかけてくれたら、おそらくほとんどの人は眉をしかめることはないと思う。
咳をしていたら、喉いたいの?大丈夫?
人によってこっそりのど飴をあげたり。机にメモと一緒に置いてみたり。
いつも商品の荷卸しの時と体重移動が違って、右腕をかばっている気がしたら、腕痛かったらかわりますから、遠慮なく言ってくださいね、などいくらでも声をかける場面は一日の中であふれていると思う。
一番大切なことは、思ったその瞬間に声をかける事ではないかと思う。
作業中、一人の先輩がパートさんを気遣うときのタイミングが素晴らしかった。
パート Nさん「・・・・。(黙々と作業を続けている。)」
普段から黙々と作業をされる方なので、正直作業現場にあまり来ない私はわからなかった。
先輩「Nさん??」
Nさん「はい??」
先輩「あ、大丈夫そうだね。いや、いつもとちょっと表情が硬く見えたから体調が悪いのかなと思って。もし体調がすぐれないときは言ってくださいね。」
Nさん「ありがとうございます喜」
ここで、「ありがとー。。。」と、嫌煙する人にはあった事がない。
という事は声をやはりいつものその人の様子が記憶に定着している雰囲気と違った瞬間にかけることがベストではないかと感じた。
例えば、まぁたぶん大丈夫だろう、と声をかけるのを後回しにすればNさんは気にかけてくれていたことすらわからないまま一日が終わる。
しかし声をかけて体調が万全だとしても、あ、気にかけてくれたんだと感じることができる。
ここが働く気力となるし、お互いを思いやれる大変いい空気が流れる。
恥ずかしがらずにどんどん思いやっていけば、連鎖して思いやりの輪が広がっていくんじゃないだろうか。
コミュニケーションの重要性
周りをよく観察する癖をつけておくと見えてくる本質。
お互いを思い合う事こそがコミュニケーションとして、チーム力につながっていく。
一人ひとりをよく感じ取れば自然とそれができるようになるのではないかと思う。
自分が声をかけてもらった時、いろいろな状況の中でどういうときに声をかけてくれた方がベストかも、よくわかる。
すると今度は声のかけ方も考えながら、配慮の連鎖は自然とベストな状態で広がっていく。
大勢の前で気遣われる人が苦手な人だっている。そっと偶然を装って席を立ち、廊下などのすれ違う時にさっと声をかけたり。
私に声をかけに来てくれたんだ、と思わせといて、きちんと仕事の為に席を立っている。
人への配慮を続けていると自然とそれがスマートに瞬間に。
すると自然と人との会話が増えていく。
何気ない話から、悩みの話、休日の話。
不思議と仕事の話も舞い込んでくる。
自分だって、自分を気にかけてくれる人、そうでない人だったら仕事の事を相談しようと思う人って、当然気にかけてくれてる人です。
だって、日ごろから自分をの事を配慮してもらってるという事は、仕事のやり方やお客様とのかかわり方だってそれなりに把握してもらっているって事だと思います。
だからこそ、思いやる気持ちが自然といろいろな事を生み出していくんですね。
基本は挨拶から。目を見て名前を付けるとベスト。
今から実行しよう。
それこそがスーパースーツマン。
いい世の中になることを期待したい。
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