ある晴れた昼下がり、額に汗を垂らしながら待ち合わせの場所に取引先Sさんがやってきた。
取引先Sさん「おぉ!スーツマン元気かい?」
スーツマン「はい、おかげさまで^^」
取引先Sさん「この間息子の試合をみにいってさ、すっごく活躍しててうれしくなっちゃったよ~」
スーツマン「すごいじゃないですか~、・・・・」
たしかこの前息子さんの名前をちらっと聞いたのだが、なぜかなかなか出てこない。
本当は、「○○君の試合を、僕も一度見てみたいものです!」
と言いたかった。
目次
商談中や同行中の会話は、忘れないうちにメモをしよう!人脈ノートの登場まで~
プライベートの何気ない話題や、慣れ親しんだ人の会話、営業中はいろいろな話題が色とりどりで
人と接する以上、その人の事を好きになりたい。
そうすると、好きな食べ物、住んでいた場所、家族の名前、子供の人数、誕生日などは覚えていたい。
仕事の内容ならどこの会社のどういう人が、どこの会社の人と仲がいいとか、あいつは接待がうまい、あの営業マンはプレゼンがうまいんだ、など会話の中には宝があふれています。
そう、その何気ない会話こそ人脈の小判とスーツマンは思いますが、長い時間話している会話の内容を100%覚えている、それは容易でないことは確かです。
強がって覚えようとしていた時もありました。
しかし身の丈をきちんと知って、メモを取る事にしたんです。
人脈ノートに書き込む癖をつける~ルール化~
必ず持つようにしました人脈ノート。
自身でまとめやすく管理しやすいものがいいですね。
なんでもいいんですがいろいろ試した中でやっぱり普通にさっと書き込めるノートが使いやすいと感じました。
iphoneで記録してまとめやすいようにしてみたり、録音したり。
クールですよね。でも、書き込む方が楽ちん。だって、殴り書きでも自分が読めればそれでいいんです。
きれいな字じゃなくても読めればいい
きれいにかこうと思うと、何回も書き直したくなったり、ちょっと列がずれたりするとやる気がなくなる。かっこいいまとめノートみたいにしたくなっちゃいますよね。
このノートの目的は、話の内容を忘れないうちに書くためで、整理するものではなく、手書きすることによって頭で整理しながら書く事にもなるので覚えておきたい情報だけを走り書きをする。
1ページには一人だけ
1ページに複数の人をまとめて書くと後で読むのが大変に。
今まであったことある人はすでにページができているので会った日付と時間を付け足して、スラスラスラーと情報を書いていく。
違う人はまたページを探して、新しい人は新しいページに書き足して。
きっと情報がたまっていくので、一番下にはページ数も書いていくといいですね。
同じ人でページ一杯になったときは、また新たなページに追記をはじめ、ページ数を書き込み、前のページに、次は何ページに飛ぶ と書いていけば無限追記できます。
onenoteにまとめてもOK
これは情報が膨大になってからでもいいと思いますが、ONENOTEにまとめるとどこでも情報が読め、かけ、検索もできるので非常に便利です。
ただ、会話がおわり、忘れないうちに情報をバァァァァ~・・・・っとかくにはやはりノートの方がいいと思いますが、それを整理できる気長な人向けかもしれません。
最後は無印のノートに!
そしてスーツマンが落ち着いた、無印の文庫タイプ。
とってもシンプル。罫線がひかれてないのでずれていったりすることで、うわぁ!もう書きたくない。ってなりません。
すらすら走り書きできますよ^^
無印良品 再生紙文庫本ノート 約148×105mm・144枚
商談や待ち合わせの前に、2回ほど読めばもうスーパースーツマン
さて、このノート本当に商談の前に役立ちます。
前回の会話の内容を2回読むだけで5~10分は頭に入りますから営業の入りにとても使えます。
前回はこんな話をしたから、今回は違う情報を得たい、といったことも大変コントロールがしやすい。
きっと変化が訪れると思います。
スーツマンでは、冒頭の話とは違いますが食事に誘ってもらったお客さんとの会話で、プライベートのお子さんの話になった時に、子供の名前を憶えていた事にとても驚かれました。
え?そんな事いったっけ?みたいな。
でもよくおぼえてるね~!といわれ、信頼していただけたのでしょうか、いつしか私を下の名前で呼んで頂けるようになりました。
確かに人脈ノートがなくても、会話を覚えている強者もいますが、人の記憶はあいまいなもの。
それを少しでも忘れないようにする。
そして、繰り返しノートを読んでいれば、いつしか本当に記憶に定着していきます。
そう― きっと、これであなたもスーパースーツマン。
常に持ち歩こう人脈ノート
カバンに入れたり、車営業の場合は車に置いておくなど持ち歩く癖をつける。
情報が耳に入った瞬間、トイレでもどこだって書き込んじゃう。
さっと書いてさっと閉じる。