AppleがSiriにGoogle Geminiを採用──iPhoneユーザーとして思うこと

普段からGeminiを使っている自分にとって「え、あのAppleがGoogleのAIを?」という驚きと同時に、やっぱりGoogleはすごいなと感じた朝。

ちょっと古い記事ですが2026年1月、AppleがSiriとApple IntelligenceにGoogleのAI「Gemini」を採用すると発表。複数年・総額最大5,000億円規模とも言われる、巨大企業同士の提携です。

iPhoneユーザーとして、そしてGeminiを日常的に使っている自分の目線で、この話を整理してみます。

この記事でわかること:Apple-Google AI提携の概要/なぜGoogleが選ばれたか/Siriがどう変わるか/プライバシーはどう扱われるか/iPhoneユーザーとしての正直な感想

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目次

Apple Intelligence、正直まだ使ったことがなかった

Apple Intelligenceという機能は知っていました。AppleがAIを独自開発して、iPhoneやMacに搭載したやつです。自分の環境にも一応揃っています。

でもあんまり使ったことがないんですよね笑 あ、でも英語日記つける時はたまに使いますね、簡単にスペルチェックと修正してくれたりは便利です。

「文章を書き直してくれる」「スケジュールを入れてくれる」みたいな機能があるのはわかってるんですが、普段からGemini・ChatGPT・Claudeをガンガン使っているので、あえてApple Intelligenceを使う理由がなかった。

おそらく同じ状況の人、けっこういるんじゃないかと思います。

何があったのか──2026年最大のAI提携

2026年1月12日、AppleとGoogleが共同声明を出しました。

内容を要約するとこうです。

  • 次世代のApple Foundation Modelsを、GoogleのGeminiモデルとGoogleのクラウド技術で構築する
  • 将来のApple Intelligence機能、特にSiriの強化に使われる
  • 複数年・非排他的なパートナーシップ
  • 費用は年間約1,000億円規模(Bloomberg報道)

iOSの次のバージョン(iOS 27)でSiriが完全リニューアルされる見込みで、WWDC2026(今年6月)で詳細が発表される予定です。

Appleは今回の発表前にOpenAIやAnthropicも候補として検討していたようです。最終的に「Geminiが最も能力ある基盤を提供する」という判断でGoogleを選んだと声明に書かれています。ChatGPTやCLAUDEを選ばなかったというのも、なかなか興味深い。

なぜGoogleが選ばれたのか

「なぜOpenAIじゃないの?」と思った人も多いはず。自分もそうでした。

理由はいくつか考えられます。

  • 技術力:GeminiはMobileGemma(スマホで動く軽量版)など、オンデバイスAIの実績がある。EloquentというオフラインAIアプリもGemmaベースで動いていますし、Appleのデバイス重視の思想と合う。
  • インフラ:Appleは自社データセンターでGeminiを動かす形にできる。Googleはそこを許容した。
  • 競合関係:OpenAIはAppleのライバルになりつつある(独自デバイス計画など)。Googleとは検索の面で長年つきあいがあった。

Appleが「自分たちのデータセンターでAIを動かせる」という条件を出せたのが、この提携が成立したポイントかなと思っています。

SiriはずっとタイマーAIだった

正直に言います。自分のSiriの使い方、ほぼタイマー設定だけです。

「ヘイSiri、15分タイマー」くらい。

それ以外で使ってみたことは何度かあるんですが、毎回「うーん、やっぱりGeminiで聞いた方が早いな」ってなってました。対話式で文脈を理解してくれるかというと、そうでもないし、調べ物の精度もいまひとつ。

だから正直、Siriへの期待値はずっと低かったです。

ただ今回の提携でGeminiが入ってくるなら、話が変わるかもしれない。Geminiって、日常会話みたいな流れで使えるし、複数のことを同時に頼んでも割とちゃんとついてくる。それがSiriの中に入ってくるなら、「タイマーAI」から卒業できるんじゃないかと、ちょっと期待しています。

プライバシーはどうなの?という正直な話

「AppleがGoogleと組む」と聞いて、最初に思ったのがプライバシーのことでした。

AppleはずっとGoogleと差別化する要素として「プライバシー」を打ち出してきた会社。そのAppleが、データ収集ビジネスで成長してきたGoogleのAIを使う。なんか矛盾してるというか、「大丈夫?」って感じるのは自分だけじゃないと思います。

AppleとGoogleの声明では「Appleのデータセンターでモデルを動かす」「Private Cloud Computeの仕組みを維持する」と強調されています。つまり、音声データが直接Googleのサーバーにはいかないよということらしい。

でも正直、「完全に信用できるか」と言われると、わかりません。

今のAIサービス全般、個人情報の扱いについてはまだ不安が残ります。自分はAIチャットに本名・住所・具体的な個人情報はできるだけ入れないようにしています。便利なのはわかってるんですが、どこかで割り切れてない部分があって。

「Appleのプライバシー設計だから安心」と全面的に信じるのも難しい。でも「だから使わない」とも言い切れない。このあたりはAI全般の課題でもあると思っています。

Apple × Google、何が楽しみか

不安も書きましたが、正直楽しみな部分もあります。

AppleとGoogleは何かとライバルとして比較されてきましたが、両社の強みが組み合わさると何が起きるのか。

  • Geminiの対話能力 × Appleのデバイス統合
  • GoogleのAIクラウド × Appleのプライバシー設計
  • Siriの「常に起動してる」状態 × Geminiの賢さ

普段Geminiを使ってると、「これiPhoneのどこからでも呼び出せたら最強じゃないか」と思うことがあります。AndroidのGeminiアプリみたいに。それがiOS 27でどう実現されるか、WWDC2026の発表が楽しみです。

まとめ

「あのAppleがGoogleを選んだ」という驚きと、「Geminiが入るなら期待できるかも」という期待が混在している、というのが今の正直な感想です。

プライバシーへの不安は残りますが、SiriがGeminiベースになってちゃんと使えるAIになってくれるなら、「タイマーだけAI」から卒業できそう。iOS 27のSiriがどこまで変わるか、秋が来るのが楽しみです。


今日学んだの英語表現(B2〜C1)

一応英検1級目指してるスーツマンのこの記事のトピックから使えるフレーズをAIがピックアップ。テック業界のニュース記事を読むときに頻出する表現です。

① non-exclusive partnership(非排他的パートナーシップ)
Apple and Google entered into a multi-year, non-exclusive partnership.
「非排他的」とは「他の会社とも契約できる」という意味。契約の縛りの強さを示す重要な単語。exclusive(独占的)との対比で覚えると使いやすい。

② underpin(支える・下支えする)
Gemini models will underpin the next generation of Apple Intelligence features.
「支える」より少し硬い表現で、技術や構造的な基盤として支えるニュアンス。「基盤となる」という意味でテック記事に頻出。

③ roll out(段階的に展開する・リリースする)
The Gemini-powered Siri is expected to roll out with iOS 27 this fall.
新機能や製品をリリース・展開するときの定番フレーズ。「launch」より少しカジュアルで、段階的に広げていくニュアンスがある。


参考:
New details on Apple-Google AI deal – 9to5Mac
Google’s Gemini to power Apple’s AI features like Siri – TechCrunch

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