Cambly英会話復習⑩|libationsって飲み物だったの?——Japan Timesの酒語彙を先生に全力紹介したレッスン

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先生が休暇明けで戻ってきた。カンボジアのリゾートホテルに泊まったのに、シロアリが壁を渡り、屋根にはネズミ、スーツケースの中には大きなクモ——という話を、ケラケラ笑いながらしてくれた。“pour me some wine って感じだったよ!” と。

聞きながら、頭の中でタイミングを計っていた。アメリカ人の友達に教わって、ずっと使いどきを待っていたイディオムがある。この話、それが使えるやつだ…

今日は私にも隠れた目標があった。The Japan Times Alphaの記事で「飲み語彙の特集」を読んで仕込んできた表現を、先生に紹介してみたかったのだ。ほとんどお酒を飲まない人間が、なぜか飲み語彙だけ急に詳しくなっていく——というシュールな状況で、今日のレッスンが始まった。

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今日言えなかった・確認した表現

言いたかったこと言ってしまった・言えなかった正しくはこう言う
軽くつまんできた“light meal”“a quick bite”(先生に教わった)
話が脱線してしまった言い方が出てこなかった“I went awry” / “I went off on a tangent” / “I digress”
工場勤務・肉体労働系の人“blue color” と言いかけた“blue collar”(collar = えり)

✅ 自分で使えた表現:友達から教わって温めていた “The proof is in the pudding” をドンピシャのタイミングで使えた

“The proof is in the pudding” が炸裂した

先生のカンボジア旅行、要約すると「写真はパーフェクト・実態はサバイバル」という内容だった。

ホテルはオンライン予約サイトで見たとき、絶対に最高の写真だったらしい。でもその写真、コロナ前の2019年のものだったと後から判明。着いてみると、すべての窓が板で塞がれていて外が見えず、木にはシロアリが巣を作り、屋根をネズミが走り回り、スーツケースを開けたら中に巨大なクモがいた。“ダディ・ロング・レッグスだよ” と夫が言い張ったらしいけど、どう見てもそうじゃなかったと( ;∀;)

さらに雨の中トゥクトゥクに乗って目指したフォンデュレストランは閉まっていて、帰り道の泥道でトゥクトゥクがスタック。全員で押して脱出。辿り着いた別のレストランで「ワインを一杯ください、もうそれだけでいい」という心境だったと。

先生の話が一区切りついたタイミングで言った。

「あの…The proof is in the pudding、ですよね」

「あ!そうそう、まさにそれ!」と先生が反応してくれた。

このイディオム、アメリカ人の友達に教わってからずっと頭の片隅に置いていた。「蓋を開けてみないとわからない、実際に体験してみないと本当のことはわからない」——という意味。17世紀イギリス発祥の表現で、“proof” という言葉は当時「テスト・確認する」という意味だったらしい。プディングが本当においしいかどうかは、食べてみるまでわからない、ということから。

「覚えた」って言えるのって、こういう瞬間なんだろうなと思った。単語帳で見たとか、聞いたことがあるとか、そういうレベルじゃなくて、文脈に合ったときに自然と口から出てくるやつ。それが嬉しかった。

飲まない人間が先生に “knock a few back” を解説した

レッスンのある時点で、私は隠し球を出すことにした。The Japan Times Alphaの記事で読んでいた「お酒の英語表現」。ほとんどお酒を飲まない私が、なぜかこの特集に興味を持ってメモしていた(笑)。

libations——「お酒」を格式張った・ユーモラスに言う古い表現。もともとは神様に捧げる儀式的な飲み物の意味だったらしい。現代では “Can I offer you some libations?” みたいに、少し洒落て・大げさにお酒を指すときに使う。英国系の表現で、アメリカではほぼ聞かないと先生も言っていた。初めて見たとき、「リベート」「リベンジ」みたいな法律系の言葉に見えてしまって、飲み物とは全然結びつかなかった(笑)。

booze——お酒のスラング。blue collar(肉体労働者・工場勤務の人たち)的な庶民的な言葉で、libationsとは真逆のトーン。“That was a boozy party(すごく飲んだパーティだった)” みたいに形容詞にもなる。

tavern——居酒屋や宿も兼ねた、歴史ある飲み屋。今のbarより歴史があって、昔は地域コミュニティの中心になっていた場所らしい。アメリカでは今はbarが一般的で、少し雰囲気を良くしたいときは “tasting room” や “micro brewery” と言うとのこと。

knock a few back / toss a few back / throw it back——「ぐいっと飲む」「飲み干す」。先生は “knocking a few back” が一番好きと言っていた。「knock knockってノックする感じがして楽しい」と。確かに言葉に動作感がある気がする。

一通り紹介した後、先生に言われた。

「…あなた、お酒飲まないんじゃなかったっけ」

「飲まないです。でも言葉は覚えます」

何も言い返せない感じで先生が笑っていた(爆)。

この記事で紹介した飲み語彙は、The Japan Times Alphaの記事を読んでいて見つけた表現です。週刊の英字新聞で、時事ネタから日常語彙の特集まで幅広く掲載されていて、英語の語彙の幅を広げるのに重宝しています。

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📰 英語の語彙はThe Japan Times Alphaで広げています

The Japan Times Alpha

この記事で紹介したlibations・booze・tavern・knock a few backは、The Japan Times Alphaの記事で出会った表現です。週刊の英字新聞で、時事ネタから日常語彙の特集まで幅広く掲載されていて、語彙の幅を広げるのに使っています。Fujisanで定期購読すると毎週自動で届きます。

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今回の振り返り

一番よかったのは、温めていたイディオムを絶妙なタイミングで使えたこと。“The proof is in the pudding”——友達に教わってからずっと「こういう場面で使えたらいいな」と思っていた表現が、先生の旅行話にぴったりはまった。こういう瞬間のために単語を覚えているんだなと思った。

飲み語彙を先生に紹介するという少し変わった展開になったけど、先生と一緒に「これはblue collar寄り」「これはUK英語」「これは正式・これはスラング」という会話ができたのは面白かった。英語の語彙にも社会階層や地域差のグラデーションがあるんだなと実感した回だった。

みなさんは「ずっと温めていた表現が使えた!」という体験、ありますか?

今日学んだ英語表現(B2〜C1)

一応英検1級目指してるスーツマンのこの記事のトピックから使えるフレーズをAIがピックアップ。

① The proof is in the pudding(= やってみないとわからない・実際に経験してみないと真実はわからない)

“The hotel photos looked amazing, but the proof is in the pudding — it was completely different when we arrived.”

17世紀イギリス発祥。“proof” は古英語で「試す・確認する」の意。見た目や評判より、実際に試してみることが全て、というニュアンス。“Don’t judge a book by its cover” と近い発想。

② libations(= 飲み物・お酒〈格式張った・ユーモラスな表現〉)

“Can I offer you some libations before we begin?”

古語では神への捧げ物(液体)を指した。現代では洒落た・大げさなニュアンスでお酒を指す言葉として使われる。UK英語寄りで、アメリカではほぼ聞かない。

③ knock a few back(= ぐいっと何杯か飲む・飲み干す)

“They knocked a few back after the game to celebrate.”

“toss a few back” “throw it back” も同義。カジュアルな口語表現で、続けてお酒を飲む動作感がある言葉。

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🗣️ この記事はCamblyのレッスンから生まれています

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